Cafe Makuma カフェ マクマ

バレンタインは徒然なるままに。

ハッピーバレンタイン!!

本日はバレンタインです!世の中では一年で一番ときめきイベント発生率の高い日といっても過言ではないでしょう。




とはいえ、そういうときめきイベントが起こっていたのも学生時代の話。

大人になってからというものは、そうただの平日。

まさに徒然なるただの平日なのだ。





学生の頃といえば

小学校から中学生まで僕はバスケットをやっていたのですが、ずっと同じようにバスケットをやっている幼馴染みのなっちゃんという女の子がいました。

なっちゃんは女子バスケ部のエースで、当時の僕より背が高く快活な女の子でした。


今思うと、女優さんの本田翼さんにちょっと似ていたような気がします。


バスケを小学校からやっているわりに下手くそだった僕はずっと補欠で、たまに1on1をしても、なっちゃんに勝ったことはありませんでした。


そんな中学1年生の2月になっちゃんは言いました。




「今日の1on1、たっくん(僕のこと)が勝ったらバレンタインにチョコあげるよ」




と。


はっきり言って僕は浮足立ちました。


なぜなら当時僕は母と妹以外からチョコをもらったことがなかったからです。
それもなっちゃんはバスケ部のエースで本田翼似の人気者。



・・・



チョコ



ほしい。




しかし、現実は厳しく、結果は僕の惜敗でした。クソゥ…



その翌年も、さらにその翌年も同じようにチョコをかけた1on1をするも結果は惜敗。



結局1度もチョコをもらえないままに中学を卒業しました。



高校は別々のところにいき疎遠になってしまったけど、1年生でレギュラーになった噂は僕の耳にも入ってきていました。





そんな高校2年の冬、僕はバスケ部は辞めて近くのバスケットコートのある公園でなんとなくシュートを打っていました。



・・・そこになっちゃんがやってきました。



「バスケ部辞めたんだってね」



うん。高校を卒業したら美容師になるんだ。だから、今からそっちの勉強をしようと思ってさ。



「未練はないの?」



ないかな・・・結構がんばったし。



「そっか」



あ。一個ある。
なっちゃんに勝てなかったからチョコもらい損ねた。



「そんなことか」



・・・



「じゃあ、あげる。はい。」



え?4つも?



「中1から、毎年あげるつもりだったの。でも照れくさくて」



あ、ありがとう…



「勝ったらあげるってことにしたら…たっくん弱いんだもん(笑)あげそこなっちゃった」



なんだよそれ(笑)僕が悪いみたいじゃん。




・・・





・・・





みたいな思い出




あったらいいなと思います。(全然なかったorz)



みなさん!ハッピーバレンタイン!






てんちょー